6月22日午後6時過ぎ、
神戸市西区の草むらで、6歳の穂坂修(ほさかなお)ちゃんの遺体が見つかる事件がありました。
修ちゃんは自宅から約800m離れた田んぼが並ぶ場所で、スーツケースの中に入った状態で見つかったそうです。
また同居していた母親を監禁して暴行した疑いで、穂坂沙喜容疑者と他兄弟4人が逮捕されました。
こんなヤバい事件を犯した
穂坂沙喜容疑者らの生い立ちや父親について調査しました。
穂坂沙喜の顔画像(追記:6月24日)
穂坂沙喜容疑者の顔画像が公表されました。

制服を着ているので学生時代の写真のようです。
二重のたれ目でおっとりとした穏やかそうな印象を受けます。
我が子を虐待してスーツケースに詰め込んで遺棄したなんて想像がつかないですね・・・

穂坂沙喜の生い立ちは?
兄弟4人無職
穂坂沙喜容疑者とその兄弟は全員無職であることが分かっています。

生活費はどうしていたのでしょうか・・・
全員無職ということやご近所付き合いもなく社会との関わりを遮断していたようです。
このような家庭環境が今回の事件と関係しているのではないでしょうか。
無職になる人の特徴として
- 不登校・中退を経験した
- いじめを受けた経験がある
- コミュニケーションに苦手意識がある
- 家庭環境があまり良くない
- 親の過干渉や過保護があった
- 劣等感を強く持っている
- 自分に自信がない
- 仕事のミスや失敗を経験した
上記のような原因が挙げられます。
無職の3割は家庭環境が原因だそうです。
両親の仲が悪かったり子育てを母親に任せきりだった家庭の子供は
引きこもりや無職になる確率が高いと言われています。
穂坂容疑者らは親に対して恨みがあったのか
このような家庭環境だったのか。
また、学生時代や会社員時代にいじめや過度なストレスが原因だった可能性も考えられます。
穂坂沙喜の生い立ちが悲惨すぎる!(2023年6月24日追記)
近隣住民からの情報で穂坂沙喜容疑者らが
悲惨な家庭環境で育ってきたことがわかりました。
穂坂一家が現在の神戸市西区にあるマンションで暮らし始めたのは2011年からとみられます。
穂坂家は以前住んでいた土地でも「悪評」を馳せていました。
監禁事件のあった今の住居に引っ越す前までは
一家は神戸市垂水区にある市営住宅の一室で暮らしていたそうです。
穂坂家を知る人物情報によると
「『アホが』『クズが』という罵声が四六時中部屋の外まで響いていました。騒音としてもひどかったし、内容も穏当とはほど遠くて。誰かが警察に通報すればよかったんだろうけど、『報復』が怖くて誰も何も言えなくてね……」
「彼らは3階に住んでいたんですが、ある時そこのベランダから外に向かって生ゴミの袋を放り投げたんです。地面に落ちた生ごみは辺りに散乱し、虫がわき、腐臭がえらいことになってました。同じ建物で暮らしてた全員が迷惑してたけど、当の一家は片付けるそぶりもみせませんでした。このことがきっかけで、さすがに立ち退きを迫られることになりましたけどね」
また4人兄弟の母親の由美子さんは“ネグレクト”気味で
騒音やゴミに関しても自分の家族が近所に迷惑をかけている。
子供にとってはつらい環境下で育ち兄弟は肩身の狭い思いをしていました。
そのせいもあり、大地容疑者は暴力的なところがあり
人を殴ってもなんとも思わないようなタイプだったそうです。
「あれだけ毎日怒鳴り声が響くような家庭だもん。性格がゆがむのもしかたない。可哀相ですよ」 (近所の人の証言)
家庭内の“虐待”は度を越していました。
・大人から殴られて自分の歯が自分の歯茎に刺さってしまった
・鉄パイプで殴られて頭を切って縫ったことも。
その抜糸を家の中で勝手にとり傷口が膿むなんてことも・・・
また穂坂沙喜容疑者は
「家庭内で暴力を受けている」
と同じ小学校に通っていた女性のに相談していました。
ビクビクしながら『家で暴力を受けている』と打ち明けてくれました。腕をまくって傷を見せてもらいましたが、火傷や殴られた青あざがひどくて。家でたばこを皮膚に押し付けられる“根性焼き”をされたり、殴る蹴るの暴行、鉄パイプで殴られることがしょっちゅうあると悲しそうに話していました
ベランダにウサギ、植え込みに鳥の死骸
穂坂沙喜容疑者の家では暴行の罪滅ぼしなのかペットをたくさん飼っていました。
世話はもちろん全て子供任せで猫、ウサギ、鳥を飼い世話が行き届かないことも、、、
穂坂容疑者一家が立ち退いた後、
ベランダにウサギの死骸がそのまま放置されていたのが見つかる。
植え込みに鳥の死体が打ち捨てられていて、鳥の羽が千切れたていた。
過酷な幼少期が今回の事件につながっていると言えそうですね。
大地容疑者が一家の異変の原因
近隣住民の情報によりますと
去年の暮れ頃から穂坂容疑者一家に異変があったそうです。
大地容疑者が同居するようになってから
“一家の様子がおかしくなった”と言います。
近隣住民E:
その男が、去年の暮れよ、来てから人生が。「ワシは大将や!」いう感じね。命令口調やね。「俺の言うこと聞かれへんのか」「はい、聞きます」って感じ。急にガラッと変わったよ。(修ちゃんも)保育所一切行かんようなったし。
大地容疑者が修くんを虐待するきっかけになったのではないでしょうか。
幼少期に親から虐待を受けた子供は自分の子供にもしてしまう人がいるように
大地容疑者は幼少期の過酷な思いを修ちゃんに当てたのかもしれません。
穂坂沙喜は父親がいなくてゴミ屋敷に住んでいた!?
父親の報道は一切なし
今回の事件の報道では父親については一切報道されていません。
そのため、父親とはすでに離婚しているか死別している可能性が考えられます。
穂坂沙喜容疑者はシングルマザーだったようです。
穂坂容疑者らは6人で暮らしていました。

母親は監禁・暴行を受けていたことから4人兄弟に支配されていたことがわかります。
警察は23日午前から沙喜容疑者らの自宅の周りに
ブルーシートを張り現場検証を開始しました。
2階建ての家からは大量の空き缶やペットボトルが運び出され
捜査員はベビーカーや三輪車の鑑識作業を行っていました。

ガムテープが貼られた冷蔵庫が庭に投げ捨てられ
窓から見えるカーテンはしわくちゃに。ガレージには大量のゴミが…

家の中も大量のゴミ屋敷だったようです…。
家はゴミ屋敷の上、怖い思いをしながら生活を送り
助けを求めていた修ちゃんのことを考えると辛いです。
ご冥福を心よりお祈りします。
世間の声
「ケガに心当たりはない」虐待している人がそういうのは当たり前。「心当たりあります」と虐待している人が言うわけがない。 よって、児相の「心当たりがないと言ったから保護しなかった」は全くもって理由にならない。近所の人の証言、目撃が全てでは?児相は、虐待している本人ではなく近所の人にこそ話を聞いた方がいい、本当に子どもの命を救いたいと思うなら。
取材に答えている近隣住民の皆さん、こんなふうに見えていたのに何故通報しなかったんでしょうか。 助けてと言っていたり、首に首輪をつけられた子どもを見て、他人の子どもでも助けたいと思わなかったんでしょうか。 その場にいてみないとわからないですけど、どうなんだろうなと思います。
この状況をこれだけの人が見ていて、誰も通報してないのかな。通報したけどそれが生かされなかったのかな。 私も子どもがいるし、「虐待では」と通報されたらいい気持ちがしないのも、逆恨みされたらと思う気持ちもよく分かる。 それでも、誰かに助けを求めて声をあげたこの小さな男の子が誰からも救われなかったという事実はあまりに辛い…。
役所や児相は、そういう通報が一度でもあったのなら、家族の聴き取り調査だけでなく、近隣住民にも聴き込みをして欲しい。 子供が亡くなった後から、いつも色んな事実が話として出て来るのを、何度も報道で観てきては、同じ事の繰り返しで辛い気持ちになる。
